文芸社との解約例

 Bさんは、購入した文芸社の本にはさまっていた読者カードを返送したところ、文芸社から出版の勧誘を受けました。そこで原稿を送ると褒め上げられ、174万円(126ページ以内、並製本)で契約を交わしてしまいました。頭金として14万円を支払い、残金の160万円はローン契約をしました。ところが約3ヵ月後、印刷屋へ入稿する前の編集済みの原稿を見ると、あとで追加した原稿が入っていないばかりか、編集内容も納得できないもので驚きました。

 不信感を抱いたBさんは、インターネットで文芸社について調べてますます不信感を募らせ、解約の交渉をすることにしました。そこで、文芸社に作業の中断を求めたうえで、電子メールで交渉を開始したのですが、文芸社は途中で担当者を変え、入稿してしまいました。

 このような強引なやり方は、契約違反であるとして粘り強く交渉したところ、解約することができました。

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 この事例では、著者がどうしても本を出したくて原稿を持ち込んだわけではないのに、原稿を送ってみないかと誘って出版を持ちかけたこと、また、解約交渉をしているにも関らず強引に作業をつづけるなど、出版社側の対応に大きな疑問を感じます。
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by nakusukai | 2007-12-10 14:18 | 事例紹介
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