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藤原新也さんの疑問

 写真家の藤原新也さんは、新風舎から写真集を出した著者から写真集がしばしば送られてきたことから、新風舎の商法に疑問を持ち、昨年の11月から、ご自身のブログで新風舎に関する情報提供を呼びかけて取り上げてきました。

「新風舎」なるどうもちょっと気になる出版社

藤原さんには多くの情報が寄せられ、それらの一部をブログで紹介されています。また過去の、ご自身と新風舎との関わりなども書かれています。

新風舎に関わった人

新風舎に関わった人々(2)

とっくの昔に「新風舎」の件は知っていた

「新風舎」の体験談続編

紙一重のとてつもなさ

切ない小説風

ここまでは、新風舎のことだけを話題にしていましたが、7月になってから、文芸社についての情報も呼びかけています。

文芸社に関すること
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by nakusukai | 2007-07-28 10:39 | リンク集

当会の紹介

インターネット新聞JANJANと週刊金曜日で、当会の設立が紹介されました。詳しくは以下のサイトをご覧ください。

「共同出版・自費出版の被害をなくす会」発足

週刊金曜日2007年7月20日号(No.663)の「金曜アンテナ」
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by nakusukai | 2007-07-26 13:12 | お知らせ

入会のお誘いと情報提供のお願い

 「共同出版・自費出版の被害をなくす会」では、会員の募集と情報の収集を行っています。

 販売を前提とした共同出版や自費出版の契約をし、この商法に疑問をいだき被害者意識を持っている方、あるいは契約はしなかったものの出版社と関係を持って疑問をもち、本会の活動に賛同する方ならどなたでも入会できます。入会を希望される方は会則をお読みのうえ、住所・氏名・電話番号・メールアドレス・関わりをもった出版社名、契約内容、トラブルの経緯などをメールで連絡してください。会員はメーリングリストに登録し、情報交換などに参加できます。

 また、当会では共同出版についての情報を収集しております。情報をお持ちの方は、是非お知らせください。

連絡先  nakusukai@excite.co.jp
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by nakusukai | 2007-07-11 09:21 | 入会と情報提供

共同出版とその問題点

 私たちが問題にしている出版形態は、いわゆる商業出版と同様に、販売を前提として出版社に出版権(本の複製と頒布の権利)を設定する契約を交わすが、著作権者にも出版費用を負担してもらうというものです。出版権設定の契約であり、本の所有権は出版社にあるため、本の売上金は出版社のものとなります(制作請負契約を交わす自費出版では、売上金は著作権者のものになります)。こうした出版形態は共同出版あるいは協力出版などと呼ばれてきましたが、名称は出版社によってさまざまです。最近では、共同出版などという呼称を用いずに、自費出版としている出版社もあるようです。

 このような出版形態は、契約内容(事前の説明も含む)から、出版社と著作権家者の双方が費用を分担する条件での商業出版と捉えられます。出版社も実質的に費用負担をして、本の販売収入によって利益をあげているのであれば、問題があるとは思いません。しかし、実際には、出版社の利益を含む多額の費用を著作権者に請求し、ずさんな本づくりで制作費を抑えることで、出版社がなんら費用負担していない場合が多いと考えられます。出版社に一方的に有利な出版形態といえます。

 出版社は、本がほとんど売れなくても著作権者から支払ってもらった費用で利益を得ることができるために、販売が困難な本でもこの出版形態を推奨することができます。このために販売に期待のもてない作品であっても、意図的に高く評価する、あるいは書店に並べることをメリットとして説明するなどして契約を誘います。多くの契約をとるために出版賞を設けて作品を募り、応募した大半の作品に共同出版を勧誘している出版社もあります。

 また、「全国の書店での販売」を触れ込みながら、「有料で借りている提携書店の棚に一定期間並べるだけ」、「注文だけに対応」などといった販売方法しかとらない出版社が多く、ほとんどの場合わずかな販売しか見込めません。出版社はアマチュアの本がほとんど売れないことを承知のうえで勧誘しているといえます。

 出版・流通などの知識のない多くの著作権者は、制作請負契約を交わす自費出版との区別がわからず、アマチュアの本がほとんど売れないという実情もわかりません。そのために多額の利益が含まれた費用に大きな疑問を持たず、また一般の商業出版の書籍のように書店で扱ってもらえると錯誤して契約してしまいます。

 さらに、支払の困難な著者には信販会社のローンを勧める出版社があります。この場合、出版社とトラブルになった場合でも信販会社に支払い義務が生じるという問題があります。

 このように、著者を錯誤させるような勧誘をし、出版社が費用負担せずに出版社の商品をつくるところに大きな問題のある商法です。
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by nakusukai | 2007-07-11 09:17 | 共同出版とは

役員

2008年2月20日現在

代表      松田まゆみ

運営委員   4名(本人の希望によりお名前は非公開とさせていただきます)
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by nakusukai | 2007-07-11 09:12 | 役員

個人情報の保護方針

 本会では、会員・世話人・アドバイザーおよび情報提供者の個人情報は厳重に管理し、漏洩、滅失の防止に努めます。

 また個人情報の保護に関して適用される法令・規則の遵守に必要と判断される場合を除き、本人の同意なく第三者に個人情報を提供しません。
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by nakusukai | 2007-07-11 09:05 | 個人情報保護方針

会則

会則

第1条(名称)本会は「共同出版・自費出版の被害をなくす会」と称する。

第2条(目的)本会は、販売を前提に、著作権者が費用を負担する共同出版や自費出版などの出版形態において、著者と出版社の間で生じているさまざまな問題の情報収集、意見交換を行うとともに、悪質な出版社に対して是正を求め、著者の理解を高めるとともに、出版業界のモラルの向上を目指すことを目的とする。

第3条(事業)本会は、第2条の目的達成のために、次の事業を行う。
1 情報の収集および会員による意見交換。
2 インターネットを利用した情報の発信。
3 被害者との情報交換、相談など。
4 その他、目的を達成させるために必要な事業。

第4条(会員)本会の会員は次の通りとする。
【会員資格】
1 販売を前提にした共同出版や自費出版の契約を締結した者で、自らの出版に関して被害者意識を有し、本会の活動に賛同する者。
2 契約の締結に至らなかったが、締結しようとして出版社と関係を持った結果、本会の活動に賛同するようになった者。
3 上記2項に該当しないが、本会が正当な理由により会員と認めた者。
【入会手続き】
1 会員資格1および2により入会を希望する者は、運営委員会(後述)に住所・氏名・電話番号・メールアドレス・関わりをもった出版社名、契約内容、トラブルの経緯などを知らせること。
2 会員資格3により入会を希望する者は、運営委員会に住所・氏名・電話番号・メールアドレス・入会を希望する理由を知らせ、運営委員会の承認を得なければならない。
3 会員は本会のメーリングリストに登録するものとする。
4 会員が本会の名誉を著しく傷つける行為を行った場合、会員の個人情報を偽って入会した場合、これらに準ずる行為により本会の運営に不利益をもたらす場合、運営委員会の協議をへて、代表は当該会員を除名することができる。

第5条(役員)本会に次の役員を置く。
1 代表 1名、運営委員 若干名
2 代表は運営委員の互選により選出する。
3 代表は本会を代表して統括する。
4 代表ならびに運営委員は原則として氏名を公表するものとする。ただし、正当な理由が認められる場合にはこの限りではない

第6条(運営)本会の運営は以下の通りとする。
1 本会の運営は、通常、電子メールによる持ち回り運営委員会で決定して行うものとする。
2 運営委員を希望する者は運営委員会に申し出て承認を得るものとする。
3 役員は任期を定めない。
4 運営委員会は事務局を置くことができる。

第7条(アドバイザー)本会にアドバイザー(若干名)を置くことができる。
1 アドバイザーは運営委員会の求めに応じ、専門的見地から本会に助言を行うものとする。
2 アドバイザーは運営委員会の承認を得て代表がこれを委嘱する。

第8条 この規定に定めのない事項については運営委員会において決めるものとする。

付則 本会則は2007年7月9日より施行する。
    本会側は2008年2月20日に一部改正。


注:当会は中立な立場で活動している非営利組織であり、特定の出版社を推奨・紹介することは行っていません。また、当会の名前を利用しての営業行為もしくはそれに準じる行為は禁止させていただきます。当該行為を行っている業者がありましたら、お知らせくださいますようお願いいたします。
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by nakusukai | 2007-07-11 09:02 | 会則

「共同出版・自費出版の被害をなくす会」設立にあたって

 長いこと出版不況が続いています。それにも関わらずアマチュアの方が書店での販売を前提とした出版をすることが多くなっているようです。こうした背景には、不況であえぐ出版業界で共同出版や協力出版などと呼ばれる販売を前提とした有料の出版形態が広まり、自分の本を売りたいと思っているアマチュアの人々にそれが浸透してきた経緯があると思われます。

 文章によって自己表現したい、過去の経験を残しておきたい、ブログを本にしたい、あるいは作家を目指したい・・・・・・。本を出版される方の思いはさまざまですし、本という形にして多くの人に読んでもらいたいという気持ちはよくわかります。しかし、そのような著者の純粋な気持ちを利用した悪質な出版商法も広まっています。

 このような商法がはびこってしまうのは、出版や本の流通についての知識がない著者が、出版社の巧みな営業トークによって錯誤に陥ってしまうところが大きいと思われます。

 しかし、出版というメディアの一員が、著者を錯誤させたうえ不適切な費用を請求しているのであれば、看過できない問題です。こうした商法は商業出版業界や自費出版業界全体の問題として捉えていく必要があるでしょう。

 本を出版したい著者が増えるなかで、これまでなかなか社会問題化してこなかった共同出版について考え、業界に対して適正化を求めたい、また出版についての知識を得て悔いのない出版をしたい、そんな思いをもった被害者たちが集まって、「共同出版・自費出版の被害をなくす会」を設立しました。

 共同出版で本を出版され、満足されている方もたくさんいらっしゃいます。一方で被害者意識をもっている方もいます。私たちは、被害者意識をもっている方々がどのような経験をし、どんなことが問題だと思っているのか共に考え、出版のことについて学んで理解し、被害をなくすための活動をしていきたいと考えています。

     2007年7月9日

     「共同出版・自費出版の被害をなくす会」代表 松田まゆみ
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by nakusukai | 2007-07-11 08:55 | 設立あいさつ